26日(月)、鳩山由紀夫首相による就任後初の所信表明演説が行われました。
既に各党による代表質問も始まっておりますので、ひとつひとつの内容には言及いたしませんが、私が気になったポイントについて、2回にわたって記したいと思います。
今日は、「コミュニティ」について。
首相は演説の中で、
「支えあいという日本の伝統を現代にふさわしいかたちで立て直すことが、私の第一の任務です」
と述べています。
そして、他の個所で、
「”誰かが誰かを知っている”という信頼の市民ネットワークを編みなおすことです」
とも述べています。
このあたりの認識は私とも一致しています。
では、そのためにどうするか。
「地域が大切だ」とお題目のように唱えるだけでなく、そのための仕組みや仕掛けを構築することこそ、政治に求められる役割であると思います。
このひとつの仕掛けとして、杉並区では「電子地域通貨事業」を計画しております。
現在は、民間から受け付けた提案を審査している段階ですが、「地域社会の再構築」に向け、大きな取り組みだと私自身注目しています。
今後の展開を注視していきたいと思います。
|