国民審査@(9/3)

衆議院議員選挙と同時に、最高裁判所裁判官の国民審査も行われました。

この国民審査は、「憲法の番人」とも呼ばれる最高裁判所の長官および裁判官を罷免するかどうかを審査する制度で、衆議院選挙と同時に行われます。

審査権があるのは、衆議院選挙の有権者と同じ。審査は裁判官任命後、最初の衆議院選挙時に行われ、さらに、10年経過した後の衆議院選挙時に再び審査が実施されます(以後は同様)。

今回は、9名の方が審査の対象となりました。

有効投票の過半数が罷免を求めた場合、一定の手続きを経て、その裁判官は罷免されます。もっとも、これまで国民審査により罷免された裁判官はいません。

今回も、不信任投票率は6〜7%台で、全員が信任されました。

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