住基ネット(8/5)

今から7年前の今日、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)が稼動しました。

杉並区は、「接続するかどうかを区民が選択できるようにすべき」との見解から当初接続は見送っておりましたが、国・都を相手とした裁判を経て、今年から接続をしています。

思い起こせば「訴訟の提起」の議案が提案されたのは、私が議員1年目の時。付託先は、私が所属していた総務財政委員会でした。

平成16年第1回定例会では、委員会において継続審議。

続く第2回定例会の委員会審議においては、再度の継続審議を求める動議に可否同数となり(私は継続動議に反対)、委員長採決で継続動議を否決、その後議案の採決が行われる(賛成多数)という、“荒れた”審議となりました。

議員1年目にして“可否同数”を経験したことは、今となっては良い思い出です。

また、第1回定例会と第2回定例会の間に、他会派の先輩議員に誘っていただいて、当時接続を拒んでいた国立市、横浜市、矢祭町へ視察に行ったことも、議案審査に臨むにあたっての心構えを早い段階で教えてもらったように思います。

当時の初心を忘れず、また先輩議員の良きところをみならって、今後も議員活動に取組んでいきたいと思います。

<< 「一筆啓上」トップに戻る