議員年金A(7/1)

昨日に続き、議員年金の話を。

現在、杉並区議会議員の議員報酬(月額)は、599,000円です。

そして、そこから引かれる議員共済費(年金掛け金)は、96,000円です。

この他に、国民年金も二人分(私と妻の分)を払わなければなりません。これが今年度は月額14,660円*2で29,320円。

あわせると、125,320円となり、月額報酬の2割以上!を年金として支払っていることになります。

「いずれ年金として戻ってくるんだからいいじゃないか。」とのご意見も聞こえてきそうですが、ご存知の通り市町村合併の推進により、この10年で支え手である現職議員数は40%減少し、一方で受け手である年金受給者数は20%増えています。

とてもではありませんが、このままでは制度としての持続性など、ありません。

制度として持続するためには、@掛け金のさらなるUpA支給額の減少B税金からの投入の増 が考えられますが、Bが世の中の理解を得られるとは思えませんし、@Aは若い世代の私には「いい加減、勘弁してくれ!」というのが本音です(私が議員となった平成15年の掛金は78,000円でしたので、この6年間で18,000円あがっていますし、支給額も減額されています)。

議員も国民年金に入っているのですから、議員年金(共済)は廃止し、各自が民間保険で対応するように制度を変えて欲しいところです(そのためには、法律改正が必要です)。

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