2月7日(土)、セシオン杉並にて「すぎなみ教育フォーラム2009」が開催されました。
事情により午後2時に始まった第2部からの参加となりましたが、なかなか得難い機会であったように思います。
第2部は、井出教育長の基調報告の後、評論家の大宅映子氏、大学院教授の橋爪大三郎氏、山田区長、大学院教授の金子郁容氏(コーディネーター)の4氏によるパネルディスカッションでした。
様々なことが話し合われておりましたが、個人的に印象に残ったのは、大宅映子氏の
「教育の目的は自立した子供を育てること」
「教育の最終責任は親(比喩的に、”親による製造物責任”という言葉も使われておりました)」
「違うことはいいことだ」
といったあたりの言葉ですね。
また、パネルディスカッション自体を通して感じたのは、内容をどう受け取るかは聞かれた方それぞれにより異なるとは思いますが、進行が非常にスムーズだったように思います。
えてしてこうした場では、メンバーの数名が持論を長々と披瀝して”議論にならない”場合を見てきましたが、それぞれの方が議題に沿って、かつ話の流れに沿って言いたいことを端的に発言されており、議論の噛み合った会議であったことが印象的でした。
内容はもとより、会議の進行方法という意味でも参考となった機会でした。
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