学校適正配置A(12/15)

先週に引き続き、学校適正配置に関する話題を。

そもそもなぜ学校適正配置が問題になるかといえば、児童・生徒数が大幅に減少してしまったからです。

例えば杉並区でも、

・ 小学校児童数:37,623人(昭和54年度)→17,569人(平成20年度)
・ 中学校生徒数:16,394人(昭和58年度)→6,247人(平成20年度)

といずれも半分以下になっています。

その結果、学級規模別学校数の推移でも、

・ 小学校:昭和50年度では全42校中35校が19学級以上、残りの7校も12学級以上だったのが、平成20年度では全43校中9校が11学級以下
・ 中学校:昭和50年度では全23校中20校が13学級以上、残りの3校も9学級以上だったのが、平成20年度では全23校中12校が8学級以下

となっています。

学校数をどうするかは難しい問題ですが、こうした現実を冷静に受け止めたうえで考えていかなければならないと思います。

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