第4回区議会定例会の中日(なかび)にあたる11月26日は、本会議終了後に全員協議会が開かれました。
今回のテーマは「区立小中学校適正配置基本方針の改定について」。
改定のポイントとしては、
「著しく小規模化した学校を適正配置の検討対象校とする」
の一言につきます。
“著しく小規模化”の具体的な内容は、“小学校では全校で6〜7学級、中学校では全校で3〜4学級”です。
要は、“全学年単学級の学校、及びそうなることが見込まれる学校”を検討対象とする、ということです。
学校適正配置については、どうしても「総論賛成、各論反対」となりがちです。特に、卒業生にとっては、「我が母校がなくなる」となれば、「存続してほしい」と思うのは当然の想いです。
一方で、都心部の住宅街である杉並区において、「学年単学級(=1学年1クラス)」であることが、子供にとって本当に良い教育環境かということは、しっかりと考える必要があります。
多くの人にそれぞれの想いがあるテーマですが、「子供にとって学校はどうあるべきか」という視点からこの問題も考えていきたいと思います。
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