かえで路線開通式A(12/4)

昨日に引き続き、11月29日(土)に行われた杉並区南北バス「すぎ丸」かえで路線の開通式についてです。

この開通式を準備段階から振り返ると、地域と行政との協働がうまく機能した、言葉を変えれば、役割分担がうまくいった一例だと思います(もちろん、私は式典実行委員会のメンバーではありませんし、すべてにかかわっているわけではありませんので、あくまで私がかかわった、また見た範囲でのことです)。

地域の方は、実行委員会のメンバーの方を中心に、式典に必要な人的資源をネットワークを通じて活用し(そのなかに、地元の子供達のダンスチームの責任者として、また西高のOBとして私が網に引っ掛かりました)、会場の設営を含めてすばらしい式典の原動力となりました。

行政も、地域の要望をしっかりと受け止め、事前の段取り、当日の会場差配・司会から配車の運転・楽器の積み下ろしまで、「式典を成功させるために」できることはしっかりと取り組んできました。

また、普段地域とのかかわりはあまり強くない西高も、吹奏楽部の顧問の先生・部員の皆さんとも、試験直前にもかかわらず出演を快く引き受けてくださり(総勢60名の演奏でした)、事前の打ち合わせ・当日のとっさの対応とも、さすがと思わせるものでした。

式典終了後も、20分毎に到着するすぎ丸バス到着時の久我山連合商店会としての対応はさすがと思わせるものでしたし、かえで路線の開通に向けて4年間がんばってこられた区職員の方の涙には、正直私も胸が熱くなりました。

結局、同じ目標に向かって、それぞれの立場で何ができるかを考え、一生懸命取り組むことこそが、結果として「協働」になるんですね。

区議となって5年と半年、色々な意味でこの仕事をやっていて良かったと思えた半日でした。

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