昨日は運動会について記しました。
ところで、教育をめぐる考え方は人それぞれであり、また時代によって「何を中心に据えるか」が揺れ動いているように思います。
常に反省し、誤りを正すに迅速なことは称賛すべきですが、新たな取組みの成果・結果が出る前に見直しを行っている場合もあるように思います。
このあたりは、なかなか難しいですね。
と、抽象的なことから論じましたが、今日は「学校教育における行事の必要有無」について考えてみたいと思います。
これについても、「(学科の)授業時間確保のために、削減すべき」という意見があるようです。
しかし、私は、「友達と協力してひとつのことを成し遂げる」ことにつながる各種行事については、是非行うべきだと思います。
たとえそのために一定程度学科の授業時間が削減されても、それは仕方のないことだと思います。
例えば運動会(と、その練習)では、皆と協力してひとつのことを成し遂げるということや、同じ目標に向かって一緒に頑張る、ということを、練習を通して行います。
これは、学芸会や音楽発表会等でも同様だと思います。
こうした経験は、集団生活を行う学校だからこそできる(もしくは、しやすい)ことだと思います。
そして、その延長にあるのが、部活動ではないでしょうか。
基礎学力を高めるための授業の重要性は論を待ちませんが、「学校だからこそ出来ること」は大事にしていくべきだと思います。
要は、「人として何が大切か」という視点から考えていくことだと思います。
(写真は、息子が幼稚園の運動会で担当した「おわりの言葉」の台詞です。いざ本番は、私がどきどきものでした。「これが親ばかというものか」と実感しましたね(^_^)
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