今月1日(水)から、決算特別委員会が始まりました。
この決算特別委員会及び2〜3月に行われる予算特別委員会は、全議員を委員としています。
また、質疑の対象が全行政分野に及ぶため、入れ替わりではありますが、役所側も全管理職が基本的に出席します。
その結果、決算特別委員会及び予算特別委員会は、(言葉はあまりよくありませんが)いわば「議員及び管理職の品定め」の様相を呈します。
議員の立場からすれば、全議員及び多くの区役所管理職が自分の質疑をきいていることになり、「自分がどう見られるか(評価されるか)」はどうしても意識します。
同時に、他の議員や区役所管理職の質疑応答を存分に聞ける機会でもあるため、僭越ながら、私なりに他議員や職員の評価というものも、やはり自然としています。
さて、こうした機会を重ねれば重ねるほど感じる疑問がひとつ。
それは、
「議員が質問し、それに対して執行部(区長以下区役所管理職)が答弁、という形式しかないため、例え暴論に類する質問であっても、役所側から逆質問ができず、議員の言いっ放しになってしまう」
ということです。
議員の質問の”質”を高めるためには、やはり行政側にも逆質問できるようにする、即ち議員も質問に答えなければならない、という状況を作ることが必要に思います。
この辺りも、議会改革のひとつとして取り組んでいく必要がありますね。
(写真は『決算説明書』。593ページあります。)
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