先週に引き続き、「区役所本庁舎土日開庁」への反対理由に対して、私なりの見解を。
<反対理由そのB>
「環境問題が大きな社会的テーマになっているこのご時世に、土日も開庁して利用エネルギーを増大させるのはいかがなものか」
これも、反対理由そのAの結論と同じで、「土日開庁する代わりに平日を2日閉庁」すれば解決するので、直接土日開庁に反対する理由としては不十分です。
せめて、「平日に2日閉庁する」ことの不都合と「土日に閉庁する」ことの不都合とを比較して、「平日に2日閉庁する」ことの方がデメリットが大きいことを説明していただかないと、納得できません。
以上、縷々述べてきましたが、私自身、必ずしも「今月始めた通りずっとすべき」という立場ではもちろんなく、例えば土日開庁によって平日の待ち時間が長くなってしまうようであれば新たな対策を立てる必要がありますし、また一定期間の利用状況を鑑みて「日曜は閉庁する」という判断がそのうち必要となる場合もあるかもしれないと思います。
ただ、いずれにしろ「利用者(ユーザー)の利便性」を第一に考えて検討することは、言うまでもありません。
この視点だけは、サービス業である以上何があろうと忘れてはならないと思います。
ちなみに、私が勤めていた会社のモットーは、
「クライアント・ファースト」
でした。この言葉、私は好きです。
(写真は、6月の総務財政委員会で報告された資料の一部です)
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