さて、この西荻窪北自転車駐車場には、昨日写真で示したタイプの機械だけでなく、上記写真のような「チェーンロック式」も整備されています。

これは、「子供用椅子付自転車等対応」です。

通常の幅の機械だと、（籠等も含め）横幅の大きい自転車には対応できません。
そうしたことから、別途このような機械も設置されています。

今年６月の道路交通法改正にあたり、「自転車の３人乗り（もちろん子供がそのうち２人です）」についての論議が起き、メーカーは３人乗り用自転車の開発を進めています。

おそらくこれらは従来の自転車の規格とは合わないと思いますので（例えば、安定性を高めるため補助輪付きの自転車等も開発されています）、機械式駐輪場では様々な想定をしていかなければなりません。

また、今後は「オートバイ対応」も進めていく必要があります。

放置自転車の削減は、自転車放置防止協力員の方々のご尽力もあり、着実に進んでいますが、対をなすハード面の整備でも、時勢に応じた適切な対応が求められますね。

視察のさらなる続きは次回に。